開封率が高いBtoBメルマガタイトルの勝ちパターン13選【メルマガ280件の配信結果を分析】


毎回タイトルのネタ切れで悩み、作成に30分以上かかってしまう
- 渾身のコンテンツを作っても、開封率が上がらず読まれている実感がわかない
- 感覚でタイトルをつけてしまい、なぜ良かったのか・悪かったのかの分析ができない
多くのマーケティング担当者が、日々の配信業務の中で「開封率の停滞」に頭を抱えています。BtoBの場合、BtoCのような感情的な煽りよりも、実務的なメリットや業務課題への解決策が求められるため、タイトルの付け方には独自のロジックが必要です。
この記事では、実際に当社が配信した280件のメルマガ分析から導き出された「勝ちパターン13選」を公開します。
感覚的な作成から脱却し、ロジックに基づいた「読まれるタイトル」を作成するための具体的なフレームワークと、生成AIを活用した効率化の手順までを網羅しました。 今日から使える「型」としてぜひご活用ください。
メルマガタイトルの重要性
BtoBマーケティングにおいて、メルマガのタイトルがなぜ重要なのか、改めて確認しておきましょう。
関連記事:BtoBメルマガの作り方|成果を出す4ステップとコツ【実際のメルマガ本文も公開】
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受信箱での第一印象の影響力
仕事用のメール受信箱には、毎日大量の業務連絡やプロモーションメールが届きます。その中で、件名を見て「開封するか」「削除するか(あるいは無視するか)」を判断するのにかかる時間は、わずか数秒と言われています。
その短時間で興味を持ってもらわなければならないのです。特にBtoBでは、業務時間中に閲覧されることが多いため、「今、業務時間を割いてまで読む価値があるか」というシビアな判断が下されます。
第一印象で「関係ない」「売り込みだ」と判断されれば、二度とそのメールが開かれることはないでしょう。
開封率がメルマガの成果に直結する
メルマガ施策の最終ゴールは、サービスサイトへの遷移やセミナー申し込み、資料請求などのコンバージョンです。しかし、これらはすべて「開封」という最初のハードルを越えた先にあります。
例えば、開封率が15%から20%に改善すれば、クリック率(CTR)が同じでも、サイトへの流入数は単純計算で約1.3倍になります。商談が増えないからと新規リード獲得にコストをかけるよりも前に、まずはタイトルの最適化によって、既存リストからの反応を最大化できないか試すことが先決です。
クリックされるメルマガタイトルの基本原則

メルマガタイトルには、クリックされるために押さえるべき基本原則があります。順に解説していきます。
- 文字数:スマホ表示を意識した「15文字」
- 配置:重要なキーワードは必ず「左側」に置く
- 装飾:記号・隅付き括弧の効果的な使い方
文字数:スマホ表示を意識して「15文字」
PCのメーラーでは30文字以上表示される件名も、スマートフォンのメールアプリでは表示領域が限られます。機種や設定にもよりますが、一覧画面で確実に表示されるのは「15文字〜20文字程度」です。
BtoBであっても、移動中や隙間時間にスマホでメールをチェックする担当者は増えています。15文字以降に重要な情報を入れてしまうと、一覧画面では「...」と省略されてしまい、内容が伝わりません。
原則として、「最も伝えたい価値(ベネフィット)」は冒頭15文字以内に収めるように設計してください。20文字を超える長いタイトルをつける場合でも、後半は補足情報と割り切り、前半だけで意味が通じる構成にする必要があります。
配置:重要なキーワードは必ず「左側」に置く
人の視線は、横書きのテキストを読む際、左から右へ流れます(F型パターン)。特にメール一覧をスクロールしながら流し読みする場合、視線はタイトルの「左端(冒頭)」に集中します。
そのため、重要なキーワードやフックとなる言葉は、必ず左側に配置してください。
- 悪い例: 業務効率化を実現するために必須となる、最新MAツールの選び方
- 良い例: 最新MAツールの選び方|業務効率化を実現する必須ポイント
悪い例では、主題である「MAツールの選び方」にたどり着く前に視線が外れる可能性があります。良い例のように、主題を左側に持ってくることで、瞬時に内容を理解させることができます。
装飾:記号・隅付き括弧の効果的な使い方
テキストだけの件名が並ぶ中で、記号は視覚的なアクセントになります。特にBtoBメルマガで効果的なのが、隅付き括弧【 】です。
- 活用例:
- 【3分で解説】インボイス制度の対策
- 【事例付】BtoBマーケティング成功の秘訣
- 【本日開催】セミナーの視聴URLをお送りします
このように、情報の種別(事例、解説、セミナー等)や、メリット(3分で読める)を【 】で囲って冒頭に配置することで、視認性が高まります。
一方で、絵文字(✨、🔥など)や感嘆符(!!!)の多用は注意が必要です。親しみやすさを演出できる反面、BtoBの商材によっては「軽い」「スパムっぽい」という印象を与え、信頼性を損なうリスクがあります。使用する場合は1つ程度に留め、ブランドイメージとの整合性を確認してください。
読者心理を動かすフレームワーク「4Uの原則」

4Uの原則とは、米国のマーケティング起業家マイケル・マスターソンが提唱した、魅力的な見出しを作るためのフレームワークです。
人間が思わず反応してしまう心理的なトリガーを「Useful(有益性)」「Urgent(緊急性)」「Ultra-Specific(超具体性)」「Unique(独自性)」の4つに分類しており、これらがバランスよく含まれているほど、記事やメールは読まれやすくなると言われています。
特にBtoBメルマガにおいては、限られた文字数の中で「業務時間を割いてでも読む価値」を瞬時に伝えるためのチェックリストとして非常に有効です。
要素 | 意味 | メルマガでの活用ポイント |
|---|---|---|
Useful | 有益性 | 読むことで得られる具体的なメリットを提示する |
Urgent | 緊急性 | 「今」読まなければならない理由を作る |
Ultra-Specific | 超具体性 | 数字や固有名詞でリアリティを持たせる |
Unique | 独自性 | 他にはない視点や情報で好奇心を刺激する |
Useful(有益性):ターゲットへのメリット提示
読者は「自分にとって何の得があるか」を常に無意識に問いかけています。単なる機能説明や「お知らせ」ではなく、読者の課題がどう解決されるかという「ベネフィット」を提示してください。
例えば、「新機能のお知らせ」とするよりも、「【工数50%削減】レポート作成を自動化する新機能」とした方が、有益性が伝わります。ターゲットが抱えている課題(時間がない、成果が出ない等)に寄り添い、解決策がメールの中にあることを示唆することが重要です。
Urgent(緊急性):今すぐ開く理由付け
どれほど有益な情報でも、「後で読もう」と思われたら、そのまま忘れ去られてしまいます。開封を促すには、「今すぐ開く理由」が必要です。
例
- 期限: 「明日まで」「12月20日限定」
- 数量: 「残り3席」「先着100社様」
- 時事性: 「2025年最新」「法改正直前」
これらの要素を加えることで、心理的な優先順位を上げさせることができます。ただし、毎回「緊急」を連発するとオオカミ少年化し、信頼を失うため、ここぞというタイミングで使用してください。
Ultra-Specific(超具体性):数字と固有名詞
抽象的な表現は、読者の脳にイメージを結ばせにくく、スルーされる原因になります。可能な限り、具体的な数字や固有名詞を使ってください。
- 抽象的: 多くの企業で導入されています
- 具体的: 上場企業など2,000社以上が導入
- 抽象的: 売上を上げる方法
- 具体的: 受注率を1.5倍にした営業手法
「多数」より「2,000社」、「大幅アップ」より「1.5倍」の方が、情報の信憑性とインパクトが強まります。
Unique(独自性):好奇心を刺激するインパクト
ありきたりなタイトルは、その他大勢のメールに埋もれます。競合他社が発信していない独自の切り口や、常識を覆すような表現で好奇心を刺激しましょう。
- 「なぜ、あの会社のSEOは成功したのか?」
- 「MAツール導入を『失敗』させる3つの共通点」
このように、あえて逆説的なアプローチを取ったり、知的好奇心をくすぐる疑問形を使ったりすることで、「答えを知りたい」という心理を喚起できます。
【独自調査】280件の分析で見えた「BtoBメルマガの勝ちパターン13選」

当社は週10通以上のメルマガを配信しています。 そのタイトル280件を分析し、開封率が高かったタイトルの傾向を「4つの心理フック」と「13のパターン」に分類しました。ぜひ自社のメルマガタイトル付けにお役立てください。
▼ BtoBメルマガの勝ちパターン13選一覧
心理フック | 狙い | 分類パターン名 | 件名の型(テンプレート) | 活用シーン例 |
|---|---|---|---|---|
「失敗・リスクを回避したい」を刺激する | 他人の失敗を見て、自分のリスクを回避したい心理を突く。 | 失敗談・実録 | ・〇〇が××になった話・私がつまずいた〇〇の失敗・〇〇をして時間をロスした話 | ・ホワイトペーパー・ブログ記事の紹介 |
「今のままでは間違っているかも」という不安と好奇心を刺激する。 | 常識のウソ・勘違い | ・〇〇は本当か?・「〇〇」の罠・〇〇すれば良いと思ってませんか? | ・セミナー集客・既存顧客への啓蒙・新しい概念の提案 | |
成果が出ないモヤモヤに対して、明確な「答え」を教える。 | ボトルネック特定 | ・〇〇がうまくいかない原因は××・〇〇できない理由・〇〇の正体 | ・課題診断コンテンツ・休眠顧客の掘り起こし・運用改善の提案 | |
「成果・メリット」を直感させる | 奇をてらわず、純粋に役立つ情報であることを伝える。 | 王道ノウハウ・秘訣 | ・〇〇の秘訣・〇〇の極意・プロ直伝の〇〇 | ・ホワイトペーパー・ブログ記事の紹介 |
現場の生々しい声を入れることで、リアリティを持たせ、自分事化を促す。 | セリフ引用 | ・「〇〇!」と言わせる・「〇〇」という声に応える・「〇〇してほしい」も可能 | ・事例紹介・現場のノウハウ紹介・あるある課題の共有 | |
具体的な数字で効果を保証し、期待値を高める。 | 数字・実績アピール | ・〇〇倍の成果・CV数〇〇%増・たった〇〇で | ・事例紹介・検討中顧客の背中押し | |
「今読む理由」と「手軽さ」をアピールする | 情報収集の手間を省き、製品・サービスの検討を促す。 | まとめ・比較リスト | ・〇選・〇〇カオスマップ・比較チャート | ・ホワイトペーパー紹介・事例紹介・検討中顧客の背中押し |
最新情報に乗り遅れたくない心理を突く。 | 最新トレンド・予測 | ・AI時代の〇〇・202X年の〇〇・次に来る〇〇 | ・トレンド系セミナー・年末年始の挨拶 | |
「今すぐ」開封・クリックする物理的な理由を作る。 | 緊急・期間限定 | ・本日開催!〇〇・〇〇まで限定・残りわずか | ・セミナー直前リマインド・キャンペーン終了間際 | |
「自分への提案」と思わせる | 「自分のことだ」と認識させ、無関係な情報をスルーさせない。 | あなたへ・名指し | ・〇〇でお悩みの方へ・〇〇なあなたへ・〇〇担当者様へ | ・セグメント配信・特定課題へのソリューション・特定の役職・職種・業種向け配信 |
「人手不足」「スキル不足」という組織の痛みに寄り添う。 | 人手不足・組織の悩み | ・ひとり○○の限界を突破・新人教育の〇〇・リソース不足のあなたへ | ・アウトソーシングサービスの提案・年度末・期初の多忙な時期・マネージャー層向け | |
高額・大変そうという懸念を払拭し、気軽さ・安心感を伝える。 | 部分依頼・お手軽プラン | ・〇〇だけでもOK・1メニューから・戦略だけ頼める | ・検討中顧客の背中押し・予算消化の提案・休眠顧客の掘り起こし | |
長期的メリットをアピールする。 | 資産化・有効活用 | ・〇〇を資産にする・寝かせている〇〇を活用・残予算で資産化 | ・期末の予算消化提案・コンテンツ制作の提案・経営層へのアプローチ |
「失敗・リスクを回避したい」を刺激する
人間には、得をすることよりも「損をしたくない」「失敗したくない」という感情の方が強く働く性質(損失回避性)があります。この心理を利用したパターンです。
パターン1:失敗談・実録
他人の失敗は、自分にとって最大の教訓となります。特にBtoBでは、失敗が会社の損失に繋がるため、リスク回避の情報は高い関心を集めます。
テンプレート
- 〇〇が××になった話
- 私がつまずいた〇〇の失敗
実例
- 頑張ったSEO記事が何にもならなかった話
- 戦略設計無しにマーケティング施策の実行を行い時間をロスした話
- 「施策の罠」にはまらない!1ヶ月で完結するBtoBマーケティングの戦略設計
- ホワイトペーパー施策、わたしがつまずいた3つの失敗
パターン2:常識のウソ・勘違い
読者が信じている常識に対して疑問を投げかけ、「今のままでは間違っているかもしれない」という不安と好奇心を刺激します。
テンプレート
- 〇〇は本当か?
- 「〇〇」の罠
- 〇〇すれば良いと思ってませんか?
実例
- 「ホワイトペーパーを作ればリード獲得できる」…本当の話?
- “とにかく行動”が遠回りに?私が学んだマーケ戦略設計の力
- 「施策の罠」にはまらない!1ヶ月で完結するBtoBマーケティングの戦略設計
パターン3:ボトルネック特定
成果が出ない原因に対し、明確な「原因」を示します。課題解決を急ぐ層に刺さるパターンです。
テンプレート
- 〇〇がうまくいかない原因は××
- 〇〇できない理由
実例
- 「サイトも整えたのに成果が…」その原因、施策の目的化かも?
- コンテンツはあるのに商談ゼロ。原因は「導線」でした
- 施策が止まるのは、CMSとMAが“つながってない”からかも?
「成果・メリット」を直感させる
ビジネスにおいて最も求められる「成果」や「ノウハウ」をストレートに伝えるパターンです。
パターン4:王道ノウハウ・秘訣
奇をてらわず、「これさえ読めば正解がわかる」という安心感と信頼感を提供します。
テンプレート
- 〇〇の秘訣
- 〇〇の極意
- プロ直伝の〇〇
実例
- 質の高いホワイトペーパー制作の秘訣とは
- 記事制作と改善施策を成功に導く初期戦略設計の極意とは?
- ペルソナの声で精度アップ!○○社が行ったペルソナ起点のSEO記事戦略
パターン5:セリフ引用
現場の生々しい声や、顧客の実際の言葉(セリフ)を引用することで、リアリティを持たせ、読者に「自分事」として捉えてもらいます。
テンプレート
- 「〇〇!」と言わせる
- 「〇〇」という声に応える
実例
- 商談で「その商品知ってる!」と言わせる 広報・PRのコツ
- 「まさにコレ!」と思わせるコンテンツ、ferret流ターゲット設定術
- 「その商品、聞いたことあります!」を引き出す広報の設計術
パターン6:数字・実績アピール
「4Uの原則」のUltra-Specific(超具体性)にあたります。具体的な数字で効果を保証し、記事への期待値を最大化します。
テンプレート
- 〇〇倍の成果
- CV数〇〇%増/たった〇〇で
実例
- たった1本で5倍の成果!Repro社が実践したホワイトペーパー戦略
- 広告費ゼロ円増で、CV数36%増やした方法
- 【CV12倍事例】競合に勝つBtoBサイト改善の秘訣
「今読む理由」と「手軽さ」をアピールする
情報過多な読者に対し、効率的に情報を得られることや、タイミングの重要性を訴求します。
パターン7:まとめ・比較リスト
情報収集の手間を省きたい読者にとって、「まとめ」や「比較」は非常に魅力的なコンテンツです。比較・検討フェーズの見込み顧客に有効です。
テンプレート
- 〇選
- 診断チャート
実例
- 【2025年最新】MAツール比較10選!最適ツールがわかる診断チャートも
- “メルマガだけじゃない”MA活用アイデアを大公開!MA事例7選
パターン8:最新トレンド・予測
「時代に乗り遅れたくない」「最新情報をキャッチアップしておきたい」という心理を突きます。年始や年度末などに特に有効です。
テンプレート
- AI時代の〇〇
- 202X年の〇〇
- 次に来る〇〇
実例
- 【申込急増中!】生成AIで変わるマーケティング戦略の未来
- 明日から使える!AI時代のマーケ戦略と実践ノウハウを学ぶ
- 本日開催!10社のAI活用術を2時間で総まとめ
パターン9:緊急・期間限定
「4Uの原則」の「Urgent(緊急性)」にあたります。締め切りを提示し、開封・CVを促します。
テンプレート
- 本日開催!
- 〇〇/〇〇まで限定
- 残りわずか
実例
- 明日開催!流入30%減でもCV数36%増。その裏側、全部話します
- 本日開催、来期成果を左右するのは“準備の速さ”です
- 【12月20日まで限定】SEOでお悩みの方へ特別価格で成功のための秘訣をお伝えします
「自分への提案」と思わせる
「誰か」に向けた配信ではなく、「あなた」に向けた私信であると感じさせるタイトルのつけ方です。
パターン10:あなたへ・名指し
特定の悩みや属性を持つ人を名指しすることで、対象者は「自分のことだ」と強く反応します。
テンプレート
- 〇〇でお悩みの方へ
- 〇〇なあなたへ
- 〇〇担当者様へ
実例
- ホワイトペーパー、作りたいけどリソースが足りない方へ
- 【MA運用ご担当者様へ】そのMAコスト、"ROI"に見合っていますか?
- マーケが回らないあなたへ実行力を強化する最速の方法
パターン11:人手不足・組織の悩み
多くのBtoB企業が抱える「リソース不足」「人材育成」という組織課題に寄り添い、共感を得るパターンです。
テンプレート
- ひとり○○の限界を突破
- 新人教育の〇〇
実例
- マーケチームのリソース不足に!オンライン常駐支援
- 「何を教えればいいのか分からない」社内マーケ育成のリアル
- 63%の企業が抱える“マーケ人材難”を内製で乗り切るために
パターン12:部分依頼・お手軽プラン
「外注は高そう」「全部頼むのは大変」というハードルを下げ、スポットの提案します。
テンプレート
- 〇〇だけでもOK
- 1メニューから
- 戦略だけ頼める
実例
- 「戦略だけ立ててほしい」も可能!新しいマーケ支援の形
- いくらかかる?1メニューから頼めるWEBマーケ支援の料金表をチェック
- 「戦略だけ」「実行支援だけ」でもOK!自由に選べるSPOTマーケティング支援
パターン13:資産化・有効活用
短期的な成果だけでなく、長期的な企業資産になることをアピールし、決裁者やマネージャー層の関心を引きます。
テンプレート
- 〇〇を資産にする
- 寝かせている〇〇を活用
- 残予算で資産化
実例
- SEOで成果を出すなら、“資産化”と“スピード”の両立がカギ
- 作ったコンテンツ、しっかり資産になっていますか?
- 残予算を有効活用!マーケティング資産になる導入事例制作代行
メルマガタイトル作成手順【生成AIを活用】

アイデア出しに便利なツールの1つが生成AIです。
ChatGPTやGeminiなどの生成AIを活用することで、アイデア出しの時間を短縮し、質の高いタイトルを量産できます。その手順を紹介します。
- ペルソナとメールのゴールを定義する
- 本文と「1」AIに読み込ませて「10案出し→3案絞り込み」
- AI案をブラッシュアップ
1.ペルソナとメールのゴールを定義する
AIに指示を出す前に、前提条件を整理します。「誰に(ペルソナ)」「どうしてほしいか(ゴール)」が曖昧だと、AIはありきたりなタイトルしか出力しません。
例
- ペルソナ
製造業のマーケティング担当者。上司からWebでのリード獲得を命じられているが、何から手をつければいいかわからない。
- ゴール:
「Webサイト改善の失敗事例」の記事を読み、自社のサイト診断を申し込みたくなること。
関連記事:BtoBペルソナ設計ガイド|企業・担当者別テンプレート&活用ステップ
関連記事:【BtoB向け】カスタマージャーニーマップの作り方:複数関係者×長期検討を可視化するテンプレート
2.本文と「1」AIに読み込ませて「10案出し→3案絞り込み」
AIにアイデアの壁打ち相手になってもらいます。ポイントは、最初に数を多く出させ、その中からAI自身に推奨を選ばせることです。
プロンプト例もご紹介します。
【プロンプト例】
あなたはBtoBマーケティングのプロです。
以下の【メール本文】と【ターゲット】に基づき、開封率が高まるメルマガの件名案を10個作成してください。【制約条件】
・スマホ表示を意識し、重要なキーワードは冒頭15文字以内に入れる
・「4Uの原則(有益性、緊急性、具体性、独自性)」のいずれかを取り入れる
・BtoBなので、煽りすぎず信頼感のあるトーンにする
・記号【】を効果的に使う【ターゲット】
(手順1で定義した内容を入力)【メール本文】
(メールの原稿を貼り付け)作成後、その10個の中から最も効果が見込めるベスト3を選定し、選定理由も教えてください。
なお、プロンプトを作るのが苦手という方もいらっしゃるかと思いますが、プロンプト自体も生成AIに作成してもらうといいでしょう。
やりたいことをざっと伝え、「それをプロンプトにして」と送ればいいプロンプトを作ってくれるはずです。また、件名の案について、修正したいことがあればそれを伝え、「今までの内容を反映したプロンプトを改めて作って」とお願いするとどんどん自分の意図にあったプロンプトにブラッシュアップされていくはずです
3.AI案をブラッシュアップ
AIが出した案は、そのまま使うのではなく、人間の手で微調整します。AIは論理的ですが、微妙なニュアンスやトレンドの言葉選びが苦手な場合がありますので、人が読んで魅力的になるように手直ししましょう。
ブラッシュアップしていくコツとしては、このような方法があります。
- 要素の入れ替え: キラーワードを左側に移動させる。
- 削除・整理: 冗長な形容詞(「非常に」「画期的な」など)を削り、文字数を詰める。
- 言い換え: ターゲット企業特有の社内用語や、現場で使われている「生きた言葉」に差し替える。
このように、AIだけ、人だけ、ではなく「AI × 人間」で作ることで、作成時間を大幅に短縮しつつ、品質を安定させることができます。
開封率を継続的に改善する運用・検証サイクル
メルマガタイトルはもちろん、メール配信全体として、改善していくためのポイントを解説します。
- 勝ちパターンを見つけるABテストのやり方
- 時間帯・曜日とタイトルの相関関係
- 開封率以外のKPI(クリック率・反応率)とのバランス
勝ちパターンを見つけるABテストのやり方
どのパターンが自社のリストに刺さるかは、実際に送ってみないとわかりません。MAツールなどのABテスト機能を活用し、検証を行いましょう。
重要なのは、「変数は1つにする」ことです。
配信リストや配信時間を変えず、「タイトルA」と「タイトルB」だけを変えて配信します。 例えば、「失敗談パターンのメルマガタイトル」と「数字パターンのメルマガタイトル」を対決させ、どちらの反応が良いかを記録していきます。これを繰り返すことで、自社の顧客リスト特有の「勝ちパターン」が見えてきます。
時間帯・曜日とタイトルの相関関係
BtoBの場合、一般的に火曜日・水曜日・木曜日の午前中(11時頃)や夕方(16時頃)が開封されやすいと言われています。月曜の朝は週明けの業務処理で埋もれやすく、金曜の午後は翌週回しにされがちだからです。
ただし、これも業界によります。現場仕事が多い業種では早朝や昼休み、経営層向けなら週末の夜が読まれる場合もあります。タイトルと合わせて、配信タイミングも検証の変数として考慮してください。
関連記事:メルマガの最適な頻度と見つけ方|24-25年の368通の分析結果を公開
関連記事:BtoBメルマガの配信時間、結局いつがいい?336通から分かった「送る内容×時間×曜日」の正解
開封率以外のKPI(クリック率・反応率)とのバランス
開封率は重要ですが、それだけを追い求めると「釣りタイトル」になりがちです。
「【重要】」と書いて中身がただの宣伝であれば、開封率は高くても、クリック率は低くなり、解除率は上がります。
最終的なゴールはコンバージョンです。「開封率 × クリック率 × コンバージョン率」の全体最適を意識し、「開封した人が期待外れに思わないタイトル」をつける誠実さが、長期的な成果に繋がります。
配信前に要確認!避けるべきNGワードと注意点
開封率を上げたいからといって、魅力を過剰に打ち出すタイトルをつけてはいけません。迷惑メール判定を受けたり、ブランドを毀損したりするリスクがあります。
そうならないために気をつけるべきポイントを解説します。
- 迷惑メール(スパム)判定されるNGワード一覧
- 煽りすぎ・釣りタイトルによるブランド毀損リスク
迷惑メール(スパム)判定されるNGワード一覧
どれほど素晴らしいタイトルでも、スパムフィルタに弾かれて迷惑メールフォルダに入ってしまえば、開封してもらえません。 以下の要素はスパム判定のリスクを高めるため、使用を控えてください。
- NGワード例: 「無料」「稼げる」「当選」「!!!(感嘆符連打)」
- NGな表現: 意味のない文字列の羅列、過剰な記号の使用、全角英数字の多用
また、送信元のドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)が設定されていない場合も到達率が下がります。マーケティング部門だけでなく、情シス部門と連携して技術的な対策も講じておく必要があります。
煽りすぎ・釣りタイトルによるブランド毀損リスク
「【緊急】重大なトラブルについて」といった件名で、中身がただのセミナー案内だった場合、読者はどう感じるでしょうか。一時的に開封率は上がるかもしれませんが、企業としての信頼を大きく損なうことになります。
BtoBマーケティングは信頼関係の構築が全てです。読者を欺くようなタイトルは、将来の商談機会を自ら捨てているのと同じです。期待値を適切にコントロールする重要性を忘れないでください。
まとめ
メルマガのタイトルづくりに、特別なセンスは必要ありません。ロジックに沿ってタイトルを設計すれば、誰でも再現性高くBtoBメルマガの開封率を向上させることができます。
本記事で解説したポイントを意識して、読者にとって「開く価値がある」と思わせるタイトル作成を実践してみてください。
なお、メール作成の手間を減らすだけでなく、ナーチャリングの成果を最大化したいとお考えでしたら、BtoB向けMAツール「ferret One for MA」をご検討ください。
私たちが目指したのは、「現場担当者が本当に使いこなせるMA」です。
多くのMAツールが陥りがちな「多機能すぎて使いこなせない」「特定の担当者しか触れない」という課題を業界最後発だからこその視点で根本から解消。 BtoBマーケティングに必要な機能だけを厳選し、「新人でも明日から使える」ほどの圧倒的な使いやすさを追求しました。
さらに、専属のAIアシスタントが施策の壁打ち、メール作成、分析までを自動化します。
具体的な機能や料金プラン、活用イメージは、こちらの資料で詳しくご覧いただけます。







