セミナー案内メールの勝ちパターン|70通の分析で導いた「件名」と「本文」の型

セミナー案内メールの勝ちパターン|70通の分析で導いた「件名」と「本文」の型
  • セミナー案内メールを送っても、集客が伸び悩んでいる

  • 「どう書けばいいか」を毎回ゼロから悩み、件名や本文を考えるだけで、30分以上かかってしまう
  • セミナーの魅力を十分に伝えられる言葉・文章が思いつかない

「多くのBtoBマーケターが、このような悩みを抱えています。素晴らしいセミナーコンテンツを用意しても、案内メールが開封されなければ、その価値は顧客に届きません。

しかし、成果が出ないのは、文章力の問題ではありません。単純に「読まれる型」を知らないだけであるケースがほとんどです。

そこで、当社が実際に配信した70通のセミナー案内メールを分析し、クリック率や開封率が高いメールに共通する「勝ちパターン」を体系化しました。 明日からそのまま使える「件名の要素」と「本文のテンプレート」を公開します。

  • この記事の要点

当社のセミナー案内メールの分析からわかった、開封率を高めるために件名に盛り込むべき要素は、「日時・悩み・制約」の3つ。

クリック率が高かった本文の構成としては、潜在層~準顕在層向けの「こんな課題ありませんか?」型、顕在層向けの「ノウハウ公開します!」型、経営層・トレンド重視層向けの「今話題の!」型

セミナー案内メールの「勝ちパターン」とは【70通を分析】

セミナー案内メールで開封・クリックされる言葉選び・文章構成は「センス」で決まってしまうのか?
「顧客がなぜそのメールを開き、なぜリンクをクリックしたのか」という実績からある程度の「再現性のある型」を見出せないものかと考えました。

そこで、当社が2025年に配信したセミナー案内メールのうち70通を分析。

その中から、開封率が高かったメールのタイトルクリック率が高かったメールの本文の内容を分析して共通項を見つけました。

その結果、明らかになった

  • セミナー案内メールの開封率を高めるタイトルの要素
  • セミナー案内メールのクリック率を高める本文構成

という勝ちパターンをご紹介します。

ちなみに、メルマガのタイトルで使える構成・テンプレートについては、別の記事でまとめています。よかったら参考にしてみてください。

関連記事:開封率が高いBtoBメルマガタイトルの勝ちパターン13選【メルマガ280件の配信結果を分析】

【件名編】開封率を高める「3つの要素」

【件名編】開封率を高める「3つの要素」

セミナー案内メールの件名に、これら3つの要素のいずれかまたは複数が盛り込まれているタイトルは、開封率が高いという結果がでましたのでご紹介します。

要素

具体的な内容

心理効果

日時

件名の先頭に開催日時を入れる。
例:【10/27(月)12時】

「機会の提示」
読み物ではなくセミナー・イベント案内だと瞬時に認識させ、スケジュール確認行動を促す。

悩み

課題を抱えている」でターゲットを指名する。
例:「歩留まりが読めない方へ」「使いこなせていない方へ」

「自分ごと化」
「これ、私のことだ」とドキッとさせ、解決策を求めて開封させる。

制約

BtoB特有の「できない言い訳」を件名で取り払う。
例:「マーケ3名でも」「MOps不在でも」「予算ゼロでも」

「ハードル下げ」
「うちのリソースでもできるかも」と期待させ、諦めによるスルーを防ぐ。

要素A:日時

件名の先頭に【10/27(月)12時】のように開催日時を入れます。

日時を入れることで、受信者は「これはセミナーの案内だな」とすぐに分かります。単なる営業メールだと思ってスルーされるのを防げますし、自然と「この日は空いてるかな?」とスケジュールを確認する動きにつながります。

  • 悪い例:営業力強化セミナーのご案内
  • 良い例:【10/27(月)12時】営業力強化セミナー

要素B:悩み

単に「マーケティング担当の方へ」と役職で呼ぶのではなく、「課題を抱えている」ターゲットを指名します。

「これは自分のことだ」とドキッとさせ、解決策を求めて開封させる心理効果が狙えます。

  • 悪い例:MAツールをご利用の方へ
  • 良い例:MAツールを使いこなせていない方へ

要素C:制約

BtoB特有の「できない言い訳」を件名で取り払います。

「予算がない」「人がいない」「時間がない」といった懸念に対し、先回りして「それでも大丈夫」と伝えることで、スルーを防ぎます。

  • 具体例:「マーケ3名でも」「MOps不在でも」「予算ゼロでも」

【分析結果】最も開封された「要素の組み合わせ」はこれだ

ちなみに、分析の結果、高い開封率を記録したのは以下の組み合わせでした。

件名を作成する際の参考にしてみてください!

組み合わせ

例文

狙い

日時 × 悩み

【10/27(月)12時】マーケ3名でも成果を出す「記事制作の仕組み化」

具体的な日時でセミナー案内であると示しつつ、
リソース不足というハードルを下げて参加検討を促す。

悩み × 制約

MAツールを使いこなせていない方へ|MOps不在でもできるデータ活用

悩みに寄り添い、
専門家不在でも実践できる安心感を醸成する。

【本文編】クリック率を上げる「3つの構成」

【本文編】クリック率を上げる「3つの型」

セミナー案内メールの本文を分析したところ、本文中のCTAのクリック率が高い内容・構成に共通点が見つかりました。

  • 「こんな課題ありませんか?」型
    潜在層~準顕在層向け。「実は原因は別にある」と気づきを与える。
  • 「ノウハウ公開します!」型
    顕在層向け。具体的な数字と「裏側公開」で興味を引く。
  • 「今話題の!」型
    経営層・トレンド重視層向け。経営層・感度が高い層向け。取り残される恐怖を刺激する。

「こんな課題ありませんか?」型

見込み顧客が感じている課題に言及する型です。

特に、原因を間違って認識している層に有効です。「思い込み」を指摘することで、解決策(セミナー)への興味を喚起します。

  • 刺さる検討フェーズ

課題に気づいていない、あるいは課題を認識して解決策を探している準顕在層

  • 本文構成

「共感」→「常識の否定(気づき)」→「解決策の提示」

  • 本文例

件名:

【〇月〇日開催】[ターゲットの悩み]を感じている方へ/[セミナー名]

本文:

[社名]の[名前]です。

・「[よくある悩みA]」
・「[よくある悩みB]」
・「[よくある悩みC]」

心当たりはありませんか?
実は、この問題の原因は「[一般的に思われている原因]」ではなく、
「[意外な真因/本質的な課題]」にあるケースが大半です。
本日開催の[セミナー名]では、この本質的な課題に対し、
[実績のある企業/講師]が深堀し、解決策を提示します。
■ここがポイント
・[解決策のヒント1]
・[解決策のヒント2]
アーカイブ動画もご用意しております。
根本的な解決の糸口を掴みに来てください。
▼とりあえず視聴予約する(アーカイブあり)
 [URL]

「ノウハウ公開します!」型

課題を解決するための具体的な手法を知りたい人や、再現性のある事例を知りたい人に刺さる構成です。ここでしか知ることのできない「成功の裏側」への知的好奇心を刺激します。

  • 刺さる検討フェーズ

課題の解決策を絞り込んでいる顕在層

  • 本文構成

「実績(数字)」→「裏側の紹介」→「全貌公開」

  • 本文例

件名:

【〇月〇日開催】[成果数字]を実現した「[施策名]」の全貌を公開します

本文:

[社名]の[名前]です。

「[成果数字(例:CV数1.5倍、コスト削減30%)]」

突然ですが、これが当社が[期間]で実現した実績です。
しかも、[制約条件(例:広告費ゼロで/人員を増やさずに)]達成しました。

本セミナーでは、その成果を支えた「[独自の仕組み/戦略名]」の全貌を公開します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[セミナータイトル]

<日時> [月日] [時間]

▼1分で完了!お申込みはこちら 

[URL]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

実は、成果の裏側には「[一般論]」ではなく、

「[独自の工夫ポイント]」がありました。
・[具体的なノウハウ1]
・[具体的なノウハウ2]
・[具体的なノウハウ3]

失敗談も含めて、包み隠さずお話しします。

明日から使える[ノウハウ]を持ち帰ってください。

「今話題の!」型

業界トレンドに敏感な層や、権威・ブランドを重視する層に向けた型です。「乗り遅れる恐怖」や「特別な体験」を訴求します。

複数企業が集まるカンファレンスや大規模なオフラインイベントの案内に効果的です。

  • 刺さる検討フェーズ

経営層・トレンド重視層

  • 本文構成

「トレンド」→「特別感」→「体験できること」

  • 本文例

件名:

【[日付]】[著名ゲスト]登壇![トレンドキーワード]の最前線を体感する特別交流会

本文:

いつもお世話になっております。

[社名]の[名前]です。

本日は、[ターゲット層]の皆様が一堂に会する特別イベントのお知らせです。

今、話題の[トレンドキーワード]をテーマに、
[著名ゲスト/業界の第一人者]をお招きし、ここだけのリアルな知見を語っていただきます。

▼とりあえず申し込む 
[URL]

◆◆見どころ◆◆

  1. [ゲスト名]による特別講演 [ゲストの異色の経歴や凄さ]を持つ氏が、
    「[講演テーマ]」について、戦略と現場の両面から切り込みます。

  2. 明日からのヒントが見つかる交流会
    軽食やお飲み物を楽しみながら、
    日々の課題や工夫をざっくばらんに語り合える時間をご用意しました。
    業界を越えたつながりから、新たなヒントを得ていただけます。

参加枠に限りがございます。お早めにお席を確保してください。

■開催情報

・日時:[月日] [時間]
・会場:[場所]([駅]より徒歩[分])
・参加費:無料

▼詳細・お申し込みはこちら
[URL]

【Tips】セミナー開催までのリマンドメール

セミナー案内メールは「1回送って終わり」ではありません。

申し込んでいない方向けには、メールの中で紹介するセミナーの内容を、角度を変えて2回程度案内メールを送ります。

申し込んでいる方に向けては、当日忘れずに参加いただくために、視聴URL付のメールを当日までに数回送付します。

申し込んでいない方向け

まだ申し込んでいない方へ送る場合は、「またか…」と思われないよう、前回お伝えできなかった情報を追加したり、「好評につき参加枠増設」など「なぜ今このタイミングで連絡しているのか」という理由を一言添えておくと好印象です。

ちなみに、直前の案内メールは、本文はそのままで件名の日付だけ【明日開催】【本日開催】に変えるだけでも十分効果があります。「あ、今日予定空いてるな」という方の突発参加を促せるので、意外と侮れません。

申し込んでいる方向け

リマインドメールは、開催の「3日前」「1日前」「3時間前」といったタイミングで段階的に送ると、参加率が上がります。

申込者へのリマインドは、Zoomなどの配信ツールには自動でリマインドメールを送る機能がありますので、その機能を利用するといいでしょう。

【文面例】

件名:

【明日開催】[セミナー名]の視聴URLをお送りします

本文:

[社名]の[名前]です。

いよいよ明日、
[セミナー名]を開催いたします。

お申し込みをいただき、誠にありがとうございます。

当日は、質疑応答の時間も長めに確保しております。
「[具体的な悩み]」など、日頃の疑問を解消する場としてご活用ください。

▼視聴URLはこちら
[URL]

【Tips】成果を最大化する「配信タイミング」

一般的なBtoBビジネスマンを対象とする場合に推奨されている配信タイミングをご紹介します。

ただ、当社で実際に送付した経験や、他社の状況を伺う限り、絶対的な正解はないというのが正直なところです。これからご紹介する日時でも反応が悪いこともありますし、逆に早朝や定時後に送っても反応がいいことが多々あります。

一番重要なのは、配信日時でなく、セミナーの内容やメール自体ということは押さえておきましょう。

おすすめの曜日:火曜日、水曜日、木曜日

月曜日は週初のメール処理や会議で埋もれやすく、金曜日は週末モードで後回しにされがちです。

そのため、火曜日~木曜日の配信が推奨されています。

おすすめの時間帯:10:00〜11:00、14:00〜15:00

始業直後のメールチェックが一段落したタイミングや、昼休憩明けの集中力が戻る時間帯が狙い目です。通勤時間帯はスマホで見られますが、申し込みフォームへの入力ハードルが高いため、CVRが下がる傾向にあります。

▼セミナー運営について、もっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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関連記事:成果から逆算するセミナー企画のステップ|基本の考え方や検討フェーズ別企画パターンを解説

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まとめ

この記事では、当社が実際に配信した70通のセミナー案内メールを分析し、開封率やクリック率が高かったメールに共通する「勝ちパターン」をまとめました。

明日からすぐに使える「件名の要素」と「本文のテンプレート」が、皆さまのセミナー集客のお役に立てれば嬉しいです。

セミナーの集客や運用を効率化するために、MAツールを導入されている企業も多いと思います。ただ、導入したものの、「機能が複雑で使いこなせていない」「コストが見合わない」といったお悩みはありませんか?

「ferret One for MA」は、業界最後発だからこそ、そうした課題を根本から解消しました。

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ferret One for MA
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ferret One for MAは、誰でも・簡単に使いこなせることをコンセプトとしたMAツールです。 「これ、現場で使える!」と思ってもらえるようなヒントを発信中。 MAやナーチャリングの運用をもっと身近に、もっと簡単に。 Twitter:@ferret_One_

登録番号 IA180169
適用規格 ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023